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vol. 1 160年前に用いられた、“POND'S EXTRACT”ネイティブアメリカンの秘薬がヒントに POND’S HISTORY 160年の歴史が語る美の変遷、そしてこれから

19世紀半ばの女性の装い

19世紀半ば、女性はクリノリンで大きく広げたスカートと、コルセットでウエストを絞ったドレスを身に付けていました。髪は長く伸ばして結い上げ、帽子と手袋は、外出時に欠かせない必需品。上流階級であればあるほど、女性は家の中で慎ましく暮らすことが美徳とされていたのです。

軽やかなファッションを身にまとい、活動的な現代の女性に比べると、まるで別世界の住人のようですが、そんな彼女たちもおしゃれで美しくあるために、今の女性と変わらない習慣を持っていました。

19世紀半ばの女性の装いから、当時の美意識を伺い知ることができる。(左写真)

セロン・T・ポンズ氏

それはスキンケア。艶やかな肌は、古代エジプト時代から追求されてきた女性にとって最高の美です。洗顔やきれいな水で肌を磨く行為は、肌を美しく健康に保つために重要なこと。質の良い石鹸とクリームは、すでに長い間女性のスキンケアアイテムとして定着していました。

そこへ登場したのが、“POND'S EXTRACT”です。

開発者、セロン・T・ポンズ氏(左写真)

ポンズ エキストラクト

最初1846年のニューヨークで、世界初の美容液として“POND'S EXTRACT”が発売されました。最初は、ごく少量の販売でしたが、その効果が評判になり、またたく間に、一般家庭の薬箱に欠かせない定番商品となったのです。 それまでのスキンケアアイテムは、動物性の油脂や蜜蝋などに香りをつけたクリームや軟膏といったもの。“ウィッチ・ヘーゼル”の抽出液を主とする植物性の製品であることが画期的でした。

切り傷・擦り傷などを和らげると言われる“ウィッチ・ヘーゼル”の抽出液を用いた“ポンズ エキストラクト”。
当時、アメリカの多くの家庭で用いられた。(左写真)

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